上空から見て初めてその存在に気づくナスカの地上絵のごとく、大小さまざまな謎のペニスの絵が公園や運動場に描かれていることがGoogle Earthによって判明しました。

A Procession of Penises Has Appeared in Preston, and You Can See Them From Space - Broadsheet

https://www.broadsheet.com.au/melbourne/city-file/article/procession-penises-has-appeared-preston-and-you-can-see-them-space

Melbourne penis designs: Who is behind Melbourne's mysterious penis glyphs?

https://www.theage.com.au/national/victoria/who-is-behind-melbourne-s-mysterious-penis-symbols-20190515-p51nhy.html

Mystery dick symbols spotted in parks using Google Earth

https://mashable.com/article/google-earth-penis-symbols-parks/

Google Earthにペニスのシンボルが隠されていることに最初に気づいたのはu/adrianmtbというredditユーザー。オーストラリア、メルボルンの「TW Blake Park」には一見すると「野球のバット?」と思ってしまうような、大小3つのペニスが描かれていました。ニュースメディアのBroadsheetによると、そのサイズは122mで、巨大さゆえにナスカの地上絵がごとく、上空から見下ろさないと気づかないものとなっています。



記事作成時点でGoogle Earthを確認すると、確かに地上絵を見ることができました。



そして調査が進められたところ、ペニスの地上絵が描かれた場所は他にもあることが判明。ソーンベリーにあるHayes Parkにも約81mにもなるペニスが描かれていました。そして、これもミニペニスが添えられています。



John Cain Memorial Parkにも94mと16mのペニスが描かれていることがわかりました。



3つの地上絵の位置関係は以下のような感じです。



いずれの絵も連続する1本の線によって描かれ、軸部分から始まり、陰のうの間で終了しています。鑑賞者がどの向きから見ることを作者が想定していたのかという判断は難しいものの、「陰のうに対する軸の向きから考えると、ペニスは直立していると考えることができます」とBroadsheetは述べています。

オーストラリアの地域自治体、デアビン・シティの広報は「過去の夏の時点で絵が描かれたとみています」とコメント。「デアビンの評議会は、何者かがこのような無責任な破壊行為を公園や運動場で行ったことを非難しています。グラウンドを修正するにはコストや時間がかかるため、冗談では済まされません」と述べました。この芝生が回復するまでには数カ月を要するとのことです。