「えっ? 避妊ですか? 避妊するにはやっぱりコンドームかピルでしょ?」なんて言っているアナタ、大分遅れてますよ! 皮下にホルモンを埋め込んで精子の生産をストップさせる避妊法や、肌に貼り付けるだけで避妊できるパッチなど、最近は目からウロコの避妊技術が続々登場しているのだ。
 
 がしかし、皮下に埋め込むのはなんか大変そうだし(しかも痛そう)、避妊パッチは女性向けのものだし、男性がお手軽にできる避妊ではない。やはり男性は、紀元前から存在するという伝統ある避妊具・コンドームに頼るしかないのか? もしくはパイプカット?

 そんなことをぼんやり考えていたら、ド肝を抜かれるニュースを見つけてしまいました! なんと、セルビアでは●ンタマに電流を流して避妊するんだって!

 「●ンタマに電流を流すなんて、恐ろしい・・・感電して使いものにならなくなるのでは?」という声も聞こえてきそうだが、現地セルビアではこの避妊治療を受けたいという男性が殺到しているらしいのだ。

 いったいどんな風に処置するのかというと、両方の●ンタマに電極を付けて弱い電流を流し、精子を気絶させるのだそう。1回の電流で約10日間精子が気絶して、一時的な避妊効果が期待できるらしい。電流避妊を行っているボジョヴィック先生の話によると、精子を感電死させるわけではないので、身体への悪影響はないとのこと。さらに先生はクリスマスシーズンに向けて、電池式の小型電流装置の販売をもくろんでいるのだとか。

 なるほど、これなら痛い思いをしないで済みそうだし(むしろ気持ち良かったりして・・・)、なによりも簡単にできるので、セルビアの男性諸君が群がるのもうなずける。日本ではもちろん奨励されていないので、試してみたい方はセルビアに飛んでみては?

 ここで注意が1点。「弱い電流なら大丈夫でしょ・・・」なんて企んで、自分で●ンタマに電流を流したりしないように! 万が一のことがあって、「●ンタマに電流を流して感電死しました・・・」なんてことになったら、恥ずかしくて死んでも死にきれませんよ!(遠藤麻衣/verb)