サムスンとLGのロゴ(コラージュ)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が米国の保有特許数で、昨年まで25年連続1位だった米IBMを抜きトップに立った。

 世界的な特許専門メディア、IAMなどの調査によると、今年1月1日時点でサムスン電子が米国で保有する有効特許は7万5596件で、2位のIBM(4万6443件)を大きく上回った。

 IAMはIBMが多くの特許を放棄する一方で、サムスンは特許を維持する傾向が強く、多くの分野で活発に特許に関する活動を行っていると説明。その上で「IBMの(特許)資産は古く、遅れを取らないためには革新や特許資産の取得が必要だ」と指摘した。

 日本のキヤノンが3万8996件で3位。韓国のLG電子は2万8235件で、6位パナソニック(2万8255件)に次ぐ7位だった。

 昨年新たに公開された特許の比率では、日本のブラザー工業が59.8%で最も高く、LGディスプレーが51.7%で3位に入った。新しい特許が多いほどイノベーションに力を入れている企業とみなされる。