学生の窓口編集部

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みなさん、こんにちは! 日本大学法学部4年のヒラリーです!

突然ですがみなさん、国際協力って聞いて思い浮かべるのはなんですか? たとえば、NPO法人が学校を建てるとか? 正直、あんまりよくわからないですよね(笑)。そんな国際協力について、どんな活動があるのかや参加する方法など具体的な話が聞ける場所が、学生団体Seeding主催の「next国際協力交流会」! 今回は3月19日に行われた交流会に私が潜入してリポートします。

◆そもそも学生団体Seedingってなに??



学生団体Seedingは、国際協力を将来の選択肢の1つと考える人を増やし、国際協力ができる環境を提供することをミッションとして活動する国際協力団体です。そのミッションを達成するために、月に一回「next国際協力交流会」を開いています。また、更なるミッション実現のため、9月に途上国に対して国際協力を行っているNPO団体の経営者の話を聞く海外ツアーを現在企画中。

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◆「next国際協力交流会」って??

Next国際協力交流会とは、Seedingの「国際協力をする人・興味ある人を増やす」というミッション達成するため、開いている交流会。国際協力に興味がある人達や何か目標を見つけたい人が集まり、交流します。

それでは、続いて潜入レポートをお届けします!

◆まずはアイスブレイク



交流会の前にアイスブレイク。内容はビンゴゲームでした。9マスの枠にお題が書かれた当てはまる人を探し、いち早くビンゴした人には景品が貰えるというルール。参加者のみなさんは、たくさんいろんな人と交流を楽しみながらビンゴするのに頑張っていました。

◆参加者の層にびっくり!

今回行われた交流会には参加者は大学生だけかと思いきや、海外の方や高校生から社会人までたくさんの人がつどっていました!! なかでも高校生の意識の高さ、意志の強さや将来の夢には感服。高校生だったころの私とは比べものにならないくらいしっかりしていました。交流会の運営メンバーの紹介や、たまたまFacebookでイベントを知ったことがきっかけで今回のイベントに参加したそうです。

◆参加者それぞれの経験にも驚嘆

北朝鮮に行ったことがある人、16か国行ったことがある人、高校生で自ら青少年海外協力隊の東京グローバルユースキャンプに応募しミャンマーに行ったことがある人、起業している大学生、アフリカに留学予定の人と、さまざまなバックグラウンドを持った人がいて、普段の生活では聞けない話ばかりで興味深かったです。

◆交流会に来た理由もさまざま!

交流会に参加した理由も「社会人と話したい」、「なにかここで学びたい」、「半年後に留学するので、なにかしらの情報がほしい」と十人十色でした。しかし、特に多かったのは「海外に興味があるから」という理由。彼らは「海外に行って教育やインフラそこの現地の人を助けたい。旅行だけでは十分な満足感を得られないし、途上国の現状を無視できない」という考え方でした。これには「海外に興味あるならば、旅行に行けばいいのに」という私の考えを覆され、驚きました。

◆それぞれの夢も奥が深い!!

参加者のある高校生は「海外の人に日本のよさを、日本人に海外のよさを伝える橋渡しができる日本語教師になりたい」、ある大学生は「今自分が学んでいる経済の分野から教育にアプローチする仕事をしたい」と語っていました。私よりも年下がこんなにしっかり夢を決めていることに感心させられました。

◆インタビュー

イベントのなかで、日本語教師になりたいという高校生に詳しくお話を伺うことができました。

-今日の交流会の感想をお願いします。

高校生 今までも何度かこういう会に参加してきましたが、さまざまな経験を持った人たちがわかりやすく感情をこめて話していたので、自分もそんな風に自分の経験を話せる人になりたいなと思いました。

-国際協力をもっとしたくなりましたか??

高校生 はい。今日の交流会のでは自分の知識のなさを実感しました。途上国の貧困等で困っている人たちを助けるために、途上国についてもっともっと勉強しなくては! と思いました。でも、その前にまずは大学受験を頑張ります(笑)!

◆まとめ

いかがでしたか? 海外に興味はあるけど、国際協力にちっとも関心がない私でも楽しめる会でした。また、私も国際協力についてもっと知ってみようかなと思うきっかけにもなりました。冒頭部分で先述したツアーについて興味がある方、国際協力に興味がある方、海外に興味がある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

文・ヒラリー