「僕は、お母さんの腕を切らなければいけなかったんだ」16歳のウガンダの少年はそう語った。その惨劇が起きたのは、少年がまだ12歳のときだった。隣村に出かけた母親を迎えにいった彼は、銃を持った兵士に誘拐され、自分の生まれ育った村を襲うように指示された。「切らなければ、母親もお前も殺す」兵士たちは、子どもを絶対的に服従させるために、非情な手段を使う。人を傷つけたり、殺したりする抵抗をなくすために自分の生