【カイロ=田尾茂樹】イスラエル軍が行ったレバノンの首都ベイルート南郊への空爆で、イスラム教シーア派組織ヒズボラ指導者ハッサン・ナスララ師(64)が殺害された。大打撃を受けたヒズボラは28日の声明で「敵に立ち向かい、(パレスチナ自治区)ガザ支援のため聖戦の継続を誓う」と戦闘継続を訴えた。戦火の拡大は避けられず、情勢は緊迫している。ナスララ師は1960年にベイルート東部で生まれた。イスラエルと敵対