いわゆる天才とは、2種類の発達障害「自閉スペクトラム症」と「ADHD」に通じる特性を持っているのではないか。まずは自閉スペクトラム症だが、診断基準を確認すると、この精神疾患には、子どもの頃から「社会的コミュニケーションおよび対人的相互反応における持続的な欠陥」があるとされている。3種の説明が掲載されているが、かんたんな言葉遣いに直しながら紹介しておこう。(1)情緒的な交流が難しく、他者への近づき方が