石川数正が城主を務めた信州、松本城(写真: papa88 /PIXTA)今年の大河ドラマ『どうする家康』は、徳川家康が主人公。主役を松本潤さんが務めている。今回は徳川家重臣の石川数正が、家康を裏切り、豊臣方についた背景を解説する。天正13年(1585)閏8月、徳川家康が派遣した軍勢は、信州の上田城において真田昌幸に敗れた。その一方で、豊臣秀吉の威勢はますます高まり、家康に人質をさらに差し出すよう要求してくるのであった