次期衆院選をめぐって野党間の候補者調整に否定的だった立憲民主党の泉健太代表が、解散が若干遠のいたことを機に前向きな発言に転じつつある。ただ、その方法論をめぐって共産党は批判的で、現時点で落としどころは見いだせていない。泉氏は2023年6月30日の記者会見で、いわゆる「野党共闘」を求めている市民団体「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)を介する形であれば、候補者調整は「十分にあり得