「毎日、最大150種もの生きものたちが、この地球から姿を消している」というのは、2007年の国際連合の生物多様性条約事務局による発表だ。2007年以降も絶滅の速度は加速し続け、現在も生きものは減り続けている。地球では過去に5度、生き物たちが絶滅した時期がある。そして今、6度目の大絶滅が起きつつあると研究者たちは言っている。ただ、今直面している6度目の大絶滅は、過去の大絶滅と大きく異なる。過去の大絶滅は地質学