1992年の猛虎伝〜阪神タイガース"史上最驚"の2位証言者:湯舟敏郎(前編)プロ2年目で自身初の2ケタとなる11勝を挙げ、リーグ7位の防御率2.82。1992年の阪神が快進撃を続けていくなか、14勝でチーム勝ち頭の仲田幸司、9勝もリーグ2位の防御率を残した中込伸に次ぐ先発3番手として湯舟敏郎の存在もなくてはならないものだった。興國高(大阪)時代は目立なかったが、奈良産業大、社会人の本田技研鈴鹿(現・Honda鈴鹿)