米国務省は11日、世界の約200カ国・地域を対象にした2019年版の人権報告書を発表し、北朝鮮においては依然として深刻な人権蹂躙が続いていると指摘した。報告書は北朝鮮における人権侵害として、国家による違法な殺人や強制失踪、拷問、恣意的拘禁、政治犯収容所の劣悪な状態、私生活への干渉、検閲、海外での強制労働など20余りの類型を列挙。国家による任意で違法な殺人については、ヒョン・ジュソン朝鮮人民軍(北朝鮮軍)中将