厚生労働省が10月30日に発表した「過労死等防止対策白書」。過労死が多く発生していると指摘された教職員は、特別に調査する重点業種となっており、公務災害の分析やアンケート結果などがまとめられている。公務上の災害と認定された中高教員30人のうち、9割にあたる27人が「部活動顧問」が負荷業務と答えており、負担の軽減が不可欠であることが数字にも表れた。白書によると、分析が行われたのは2010〜15年に公務上の災害と認定