公立中学校の教員は、若手ほど部活動指導で「教員としての資質が向上する」と考えているーー。名古屋大学の内田良・准教授(教育社会学)らが行った教員の部活動指導と働き方に関する調査でそんな傾向が明らかになった。今回の調査の狙いは、文科省の調査などでは明らかになっていない「意識の部分」を浮き彫りにすることだった。内田氏は「若手はむしろ今までの教員文化と違う考え方をするだろうと思っていたので、この傾向は想定