長時間労働が常態化している学校の先生たちの「働き方改革」として、文部科学省は公立学校の教員に「変形労働時間制」を適用する方針だという。毎日新聞が8月30日に報じた。法定労働時間は1日8時間、週40時間までと決まっている(労働基準法)。1日8時間を超えた分には当然ながら残業代が発生する。一方、変形労働時間は、月や年トータルで平均週40時間に収まるなら、1日の労働時間を8時間に縛られずに決めて良いという仕組みだ。