ドイツ、スイス、オーストリアにまたがるボーデン湖の中で最大の島、ライヒェナウ。「僧院の島」と呼ばれる所以は、9世紀以降この島に修道院が置かれ、ヨーロッパの修道院史において中心的な役割を果たしてきたからです。この島が世界遺産に登録されたのは2000年ですが、島全体が世界遺産に登録されているにもかかわらず観光客の姿もまばらです。そのため散策がしやすいのもこの島の魅力であり、花で彩られた民家の庭や、野菜畑が