チャンスの時こそ「低い打球」・鹿児島実鹿児島実、4点目に喜ぶナイン鹿児島実と樟南が史上初となる決勝延長15回再試合を戦ったのはちょうど1カ月前のこと。この秋につながる新チーム最初の公式戦の決勝も鹿児島実、樟南、「宿命のライバル」同士の対戦となった。両者ともメンバーは大幅に入れ替わったが、まるで1カ月前を彷彿させるような互いにがっぷり四つに組んで、点が入らない重い雰囲気の漂う展開となった。1回裏、樟