30代を迎え、新たな挑戦が始まった!?

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 歌手のmisono(30)が、昨年『週刊ポスト』(小学館)で発表して好評だったという自身のグラビア写真を、「NOまくらNO整形NO修正NOつけまつげNOカラコン」とブログに公開し、ネット上で話題を呼んでいる。

 misonoは2002年8月にday after tomorrow(以下、dat)のボーカルとしてデビュー。所属レコード会社avex traxの期待の大型新人として売り出され、その知名度を上げていった。オリコンチャート上位の常連にもなっていたが、2005年8月をもってdatは活動休止に。翌年3月にソロでの活動をスタートさせ、2009年の『第60回NHK紅白歌合戦』では、姉の倖田來未(32)と共にゲスト出場したこともあった。しかし、ソロでのCDは思うように売れず、avexに対して「事務所を辞めたい」と申し出たこともあった。

 一方で、音楽活動と並行してタレント活動も展開してきたmisonoは『クイズ!ヘキサゴン?』(2007〜2011年、フジテレビ系)への出演で、持ち前の明るいキャラクターを発揮し再ブレイク。2008年には、ソロデビューから赤字続きだったCD制作費などの収支が、バラエティー出演によって初めて黒字になったという。だが、懇意にしてくれていた島田紳助(58)の芸能界引退でレギュラー番組を失うこととなり、以降、メディアへの露出が徐々に減っていた。

 これまでのブログでは、私生活や自身の仕事、イベントの告知などを書き綴る一方で、「イメージも悪いし、キャラのせいで、誤解もされやすく、バラエティーでのmisonoと、misonoの音楽が、正反対で、真逆の事をやってるから、繋がらないし、恋愛観も変わっていて、“人と違う”し“世間とズレてる”から、共感されない」など、心の中の葛藤を吐き出すこともあった。

迷走なのか、30代突入の新たな決意なのか……

 そんな中、「大好評だったので、ミモラ(misonoファンのこと)が送ってきてくれた画像を、載せさせていただきます!」と昨日、公開したグラビア写真は“愛人がテーマ”ということで、一般的なmisonoのイメージとは真逆の、どこか妖艶さも漂うセクシーなもの。ブログを見た人々からは、

「普通に綺麗だと思ってしまった、特に赤いスリップ姿」

「エロくないのに生々しくて何かいい」

「頑張ってダイエットしたんだな〜」

 などといった声が上がっている。しかし反対に

「絶賛迷走中」

「売れなくても、歌の仕事だけやっててほしかった。day after tomorrowのファンだったから」

「そういやロンハーで見かけなくなったけど、なんでだろ?」

 など、misonoの方向性に疑問を抱く声や、メディアで見掛ける機会が減っていることを指摘するような声も多い。また

「この人顔はかわいいのに、ここ最近、ブログでわけ分からない事書いてるし、激やせするし、姉の倖田來未と不仲説でるし、そしてこの写真集といいどうした?」

 と、彼女の“心”を心配するようなコメントもみられた。

 misonoは同ブログで、「何故か、グラビアも『大迷走misono…業界ウケが好ましくない』っていう記事を書かれてたりもして、叩かれてた」「ニュースになる事じたい『需要があるという事だ』と言われてるので、misonoにとっては、有り難い事だし“いい事”なんだろーけど、真逆の事が書いてあるから、矛盾が生じる…」「ただ“正直に素直に生きてるだけ”なんだけどなぁ…」と、複雑な胸の内を明かしている。

「歌唱力はあるのに…もったいない」というファンの声も根強いmisonoだが、30代を迎え、新たな道を突き進んでいくことができるのだろうか。

(取材・文/一樹守)