コロンビア国内の各紙が日本代表の勝利を絶賛「本田は日本を救った」

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 日本代表が 4−3 でザンビアに勝った強化試合は、コロンビア国内でも一斉に報じられた。

 コロンビアの全国紙『El Tiempo』は、試合の経緯を端的に報道。その中で「0−2の状況から勝利をつかみ取った」と表現した。

 コロンビアの首都ボゴタの新聞『El Espectador』は、試合内容について「日本代表最大のスターである本田(圭佑)は、2ゴールを決めて日本を救った。しかし本田だけでなく決勝点を挙げた大久保(嘉人)にもコロンビア代表は注意しなければならないだろう」と報道。そして勝ったにも関わらずアルベルト・ザッケローニ監督が不満を口にしたことも詳しく伝えている。

 カリの新聞『El Pais』は、「本田や香川(真司)など中心選手のコンディションはどんどん良くなっているようだ。決勝のゴールを決めた大久保の動き出しからトラップ、そしてシュートに至る過程は秀逸だった」と絶賛。「ブラジルに似た気候に慣れるためにフロリダで行われたハードな合宿を終えて、“サムライ”たちはブラジルへ移動する。コロンビアにとって侮れない相手となりそうだ」と表現した。

 そしてコロンビアだけでなくアルゼンチンでも日本代表について報道。国内のスポーツ紙『Ole!』は次のように日本代表を評している。

「日本代表は守備の脆さを露呈したが、それを攻撃でカバーした。3−3の引き分けで終わるかに思われた試合を勝利へと導いた大久保のゴールは素晴らしかった。また、本田のゴールをアシストした森重(真人)のフェイントはファンタスティックだった」

(記事/Cartao Amarelo)