写真は、自身の半生を綴ったノンフィクション本「ノーモア 立川明日香」(三空出版)より

写真拡大 (全3枚)

「美しすぎる議員」と騒がれた埼玉県新座市・元市議の立川明日香さん(28)が、10日放送の『嵐を呼ぶあぶない熟女VI』(TBS系)に出演。デヴィ夫人、杉田かおるら総勢15名の熟女タレント陣に「お金貸してください」と融資を申し出るプレゼンを行ったところ、叱責を浴び、罵声が飛び交う有り様に。そして、ヘルスケアカウンセラーの資格を持つ石井苗子から手ほどきを受けることになり、号泣する姿を見せた。

元モデルという経歴を持つ立川さん。「美人すぎる議員」と注目を集めた出来事から始まり、同地での居住実態が無かったとして当選無効の裁定を受けるなど、一連の騒動を巻き起こした人物だ。(その騒動は、裁判所に出した訴えを取り下げ、昨年12月には「一身上の都合」を理由に議員辞職し、収束していた)

なお、同番組には今年1月にも登場していた。その際には、疑いをかけられた生活実態について「二重の生活をしていた」と真相を明かし「自分が甘かった」と反省しきりだった。また、「今後どうすればいいでしょうか」と相談を持ちかけ、「今度は、居住実績を作ってからの選挙活動。(同地で)リベンジしなさい」とデヴィ夫人からアドバイスを受けた経緯があった。

辞職から9ヶ月が経って、2回目の番組出演。今度は「生活に困っている」と持ちかけ「お金を貸してください」と相談した。その状況を説明するために、今年6月に、動画投稿サイト・YouTubeで寄付金を募る映像を流したこと、先月末には、セミヌード写真を挿入した書籍を発売したこと。また、生まれてから18年間、児童養護施設で育った生い立ちを再現VTRにして訴えた。

「現在は就活中」と報告していた立川さん。You Tube上で募った寄付の額面を問われると「今、14万2000円ほど…」ともらしていた。デヴィ夫人は「出す人がいることに驚く」と反応を示した。

すると、前回は何事もなく終了した流れから、一変。デヴィ夫人を筆頭とした熟女タレント陣から「考えが安易すぎる」というような怒声を浴びせられた。途中、口を開いた彼女に対し、悲鳴にも近いほどの罵声も飛び出し、めった打ちの状態となった。

スタジオは、怒りが収まらない状態となり、司会者のチュートリアル・徳井義実、ピース・綾部祐二らも凍りつき、男性陣は本気で肝を冷やしたように見えた。

ちなみに、立川さんは今月6日、書籍の発売イベントで報道陣の取材に応じ、セミヌードになった理由を「本に注目を集めて、児童養護施設の実態を多数の人に知ってもらいたかった」と説明。現在は「無職。アルバイトをたまにしている」と話した。そして、今後は「政治家にはなりたくない。タレントになるつもりもない」と続けたあと、「思想家」になると宣言している。


▼ 立川さんは、選挙費用50万円の返金に充てるため、You Tube上で寄付金を募っている


■プロフィール
立川明日香(たちかわ あすか)
1985年東京都生まれ。生まれてから18年間、児童養護施設で育つ。2012年、埼玉県新座市議に立候補。素人選挙運動ながら、5位当選。「美人すぎる市議」として話題になる。

その後、10ヶ月間、市議会議員として活動するものの、居住実績がなかったとして当選無効の決定を受け、辞職。「里親に引き取られたかった」という思いから、里親制度・養子縁組制度の認知や普及のために活動中。