日本文学振興会による第148回芥川賞・直木賞の選考会が、16日17時過ぎから東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞に黒田夏子氏(75)の「abさんご」が選出された。75歳の黒田氏は、史上最年長での受賞。

 その後およそ1時間遅れて発表された直木賞には、 朝井リョウ氏(23)の「何者」と安部龍太郎氏(57)の「等伯」の2作を選出。朝井氏は平成生まれで初の芥川・直木賞作家となった。

■各氏の略歴と写真、その他ノミネート作品
第148回芥川賞は史上最高齢で黒田夏子氏 直木賞は朝井リョウ氏と安部龍太郎氏の2作 - ORICON STYLE

 贈呈式は2月中旬に都内で行われる予定となっている。