ピューリッツァー賞を受賞した映画批評家ロジャー・エバートの自叙伝が映画化!スティーヴ・ジェームズが監督に!
シカゴ・サンタイムズ紙で45年も批評家を務め、さらに映画批評家として初めてのピューリッツァー賞を受賞したロジャー・エバートを題材にした映画が製作されることが、Indiewireほか複数のメディアによって伝えられた。
これは、ロジャー・エバートが執筆した自叙伝「ライフ・イットセルフ(原題) / Life Itself」の映画化権を、マーティン・スコセッシ、映画『ドラゴン・タトゥーの女』の脚本家スティーヴン・ザイリアン、そして映画『フープ・ドリームス』のスティーヴ・ジェームズの3人が獲得し、マーティン・スコセッシとスティーヴン・ザイリアンが製作総指揮を担当、スティーヴ・ジェームズがメガホンを取る予定のドキュメンタリー作品だ。
今回の件についてロジャー・エバートは「突然、この依頼があったんだ。この原作に関して、彼らはアプローチの仕方について良いアイデアがあると語っている。『フープ・ドリームス』は、これまで制作された映画の中で、僕が最も好きなドキュメンタリーの一つで、この映画の制作に関して高い希望を持っている。僕の自叙伝がドキュメンタリー化されるとは全く考えていなかった。ただ、脚本も含め僕はあえてかかわらずにいるつもりだ」とコメントを残している。
映画界から愛されてきた映画批評家ロジャー・エバートが、スティーヴ・ジェームズ監督の手でどのように描かれていくか楽しみだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)