テレビ番組「イチハチ」が“ウソ”の内容を放送したとの疑惑が浮上した。制作側の大阪・毎日放送が調査した結果、ほぼそれを認めている。
“ウソ”とされた内容はセレブタレントの夏波夕日(なつみゆか)のニューヨークの自宅を紹介したが『所有者は別の人だ』と視聴者から指摘されたものだった。
報道の初期段階では夏波夕日もこの“ウソ”に関係しているともとられがちだった。しかしその彼女が2月4日のブログで番組関係者との撮影に関するやりとりを詳細に再現したのだ。そこからは意外な裏側がうかがえる。

夏波夕日がニューヨークの自宅撮影にOKを出していないうちから制作側が『すでに、ディレクターが20万円以上の航空券を購入したので…』とゴリ押ししてきたという。そのような強引なスタンスで今回の撮影が進行したことを彼女は書き記している。

彼女は「親族などがいる部屋以外(例えば投資物件)でもいいから撮影させて欲しい」と言われたために『オフィス・別荘・投資物件・店舗・親族のもの』などを含めた23軒を提示した。
そのために全てが彼女名義というわけでもなく「親族などの関係者や、法人などもあります」ということになった。彼女はそういうつもりで撮影する物件を紹介したのであり、初めから全てが『私の所有物』という認識はなかったのである。
つまり夏波は『ウソ』に関係しておらず『所有者は別の人だ』という指摘もその通りということになるのだ。

また、夏波は「スタジオ収録の後にニューヨークロケがあった」と明かしている。彼女が放送でニューヨークの自宅のVTRを見ながらコメントした映像は、後で編集でつながれたものだというのだ。
前述のような『投資物件や親族のもの…』といった彼女名義ではない物件の撮影を行い、スタジオトークの彼女の映像と合わせて編集したために時間軸や位置関係も混乱したものとなった。
彼女も「視聴者の皆様には、分かりにくい仕上がりになったはず」と感じたようだ。

夏波は今回の問題で毎日放送の連れてきた弁護士から「銀行残高まで分かる投資書類」や「家族構成の証明」などを追及され「2日にわたり、尋問を受けました」とその辛さを表現した。
そうした態度に「信じて協力してきたのに、ショックです」と気持ちを表現した彼女は、毎日放送側の誠意を感じなかったのだろう。以降、局側の調査に協力することを止めて「しかるべき組織に、相談・報告をさせて頂きました」とも明かしている。これをキッカケに事態は急転したと思われる。

彼女がメディアに登場するのはギャラが欲しいわけではなく、エンターティナーとして『夏波夕日』という作品を表現することこそが目的だという。
そのためにも『スタッフとの信頼関係こそが重要だ』と彼女は結んでいる。今回はこのような問題に発展してしまったが、今後も表現者『夏波夕日』としてメディアに出演してくれるようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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【参考】
★じゃじゃ馬貴族★夏波夕日