人気女優・上戸彩似で話題となったビジュアル系女子ボクサーの宮尾綾香(25)は、29日、後楽園ホールで行われた『拳志会ファイト』に出場。アトム級4回戦でJBC(日本ボクシングコミッション)公式戦を行った。

宮尾は、今月7月、JBCの女子プロテストに合格。今回の試合が事実上プロデビュー戦となったが、これまでの戦績は、9戦して4勝4敗1分と五分をキープ。この日は、西田久美子(36)を相手に最後は判定勝ちで見事にプロ初戦を飾っている。

ちなみに、この宮尾。プロデビュー前となる昨年4月には、タイで行われた世界戦にも出場しており、当時、タイの王者が麻薬の密売で服役中だったため、その試合はなんとタイの刑務所内で、なおかつ、囚人の前で戦ったという異色の経歴も併せ持つ(結果は敗戦)。

現在は、大橋秀行が主宰をする大橋ジムに所属し、世界王者を目指してトレーニングに明け暮れる傍ら、パチンコ屋のアルバイトで生計を立てている毎日。最近では、テレビやスポーツ紙での露出も増え、早くもブレイク寸前となっており、今後、勝ち星の数と共に、スターダムにのし上がってくるであろう25歳なのだ。