今夏の移籍市場終了直前にレアル・マドリーからMFロビーニョを電撃獲得したマンチェスター・シティー。ドリームチーム実現に向けてユベントスのイタリア代表GKジャンルイージ・ブッフォン(30)の獲得に7000万ポンド(約133億円)を用意している、と英紙“Daily Star”が報じた。 

6日に10年W杯南アフリカ大会予選のキプロス戦を控えたブッフォンは「単なる噂話に過ぎない。俺に対して天文学的なオファーを用意しているクラブがあるのかは分からないが、俺はカカより6歳も年上であり、信じがたい話だ。パルマからユベントスに移籍した際には、当時の移籍金で最高額ゴールキーパーとなり、本当に名誉なことだった。確かに近年はカルチョ界のスターが減っていることも事実だろう。ただ、俺はユベントスにとって重要な選手であるという強い自覚がある」とコメントし、マンチェスター・シティー移籍説を一蹴した。

また、6日のキプロス戦については「(代表監督に復帰した)リッピは常に変わらない。我々がW杯王者であることを確固たるものにしたい。また、我々の実力を測りたいという好奇心もある」と話している。

マンチェスター・シティーは先日、元タイ首相のタクシン・シナワット会長(当時)がアラブ首長国連邦の投資企業グループ“アブダビ”へのクラブ売却が合意に達したと発表。潤沢な資金があると見られている。