海外不動産投資家の宮脇さき氏が、自身のYouTubeチャンネルで『“第2の〇〇”という触れ込みは超危険!最新の投資詐欺について解説します!』と題した動画で、インドネシア・ロンボク島などで横行する第2のバリ島を謳う投資詐欺を実例とともに解説した。

動画冒頭、「詐欺をしてもバレないような環境になっていたりする可能性がある」と、現地の法整備や投資家保護の遅れが投資詐欺の温床となっている現状を指摘。最近注目されているフィリピンやインドネシアの事例から「今日は10年以上前からあるインドネシア投資詐欺について詳しく解説していきます」と切り出した。

宮脇氏は、第2のバリ島を謳うロンボク島の投資詐欺の実例を紹介。実際に数千万円単位の土地を購入した投資家Aさんのケースでは、「将来に期待して投資をしたそうなんですけど、それが結果的に叶わなかった」とし、土地の所有権すら取得できていなかった事態を告発。さらに「投資家の人が本当に買っているのは、過去の栄光をもう一度つかめるかもしれないという、そういう物語に投資をしているんです」と、物語に踊らされる投資心理の危険性を強調した。

ロンボク島以外でも、「第2のドバイ」「第2の深圳」など有名都市の成功事例をなぞらえた二番煎じスキームが世界中で蔓延。宮脇氏は「こういう話っていうのは、もう99%ぐらいが罠なんですね。詐欺ではないにしても、結構な確率で失敗していたりとか、頓挫していたりとか、うまくいっていないものも多い」と話し、「このチャンスを逃したら、もう一生後悔するぞと。焦ってしまって、冷静な判断ができなくなり、衝動的に決断をするわけです」と人間の認知バイアスの怖さを解説した。

成功都市のビフォーアフターだけを鵜呑みにすることへの警鐘も。「政府がいくら主導で何か開発をしようとしたとしても、この文化とか歴史とかっていうのを、人工的にコピーして作り出すというのは難しい」とし、「二番煎じスキームはうまくいかない」と断言。ドバイや深圳の事例も「圧倒的な資金力や政治的安定性、地理的優位性など、目に見えない成功要因を無視して表面だけ真似しても失敗する」と解説した。

こうした投資詐欺に引っかからないためのポイントとして、「マーケティング戦略として、過去の別の地域の成功例との比較ばかりしてくるものには警戒した方がいい」「契約を急がせるフレーズやデベロッパーの財務状況をはぐらかす態度も危ない」など、実践的なアドバイスを惜しみなく伝授。「結論をまとめると、これから成功するストーリーとか、物語に投資をするのではなくて、投資家は現実を分析して、現実に投資をするべきです」と述べ、現実主義の重要性を訴えた。

最後に宮脇氏は「日本中の多くの人が、不安や悲観的になっている状態の人も多いと思いますが、一人でも多くの人に、資産運用とか資産防衛の対策というところを、備えてほしい」と語り、動画を締めくくった。

チャンネル情報

宮脇さき@海外不動産個人投資家として資産運用しながら、富裕層、経営者、投資家への資産コンサルティングの他、海外移住アドバイザーとしても活動登録者10万人超えのYoutubeチャンネル「さきの海外不動産しか勝たん」を運営