<a href="http://books.livedoor.com/item_detail&isbn=4093453616&search_index=122.html">学力を家庭で伸ばすための本</a>が続々と刊行されている。
父親は家庭を顧みなくても、きちんとお金を稼いでさえいればいい、という時代は終わろうとしている。というのも、「日経Kids+」、「President Family」のような"教育パパ"雑誌の創刊ブームに見られるように、仕事がデキるというだけでなく、教育に関心が高く、勝ち組に育つよう、幼い段階から子育てに参加しようとする父親たちが増加しているようなのだ。

 これらの雑誌では、従来のような塾選びや英才教育の方法論にとどまらず、子どもへの接し方、果ては夫婦としての振る舞い方までもが指南されている。つまり、父親としてどう振る舞っていくかが、子どもも含めて勝ち組になれるかどうかの分かれ目、というワケだ。

 さらにすでに社会的に「勝ち組」になった父親たちは、次は家庭や子育てでも勝ち組になろうとしている。雑誌「OCEANS」のような、よき父親のよきファッション、素敵な休日の過ごし方を提案する雑誌が創刊されいて、。娘や妻に尊敬され続けることだけでも大変だが、勝ち組オヤジたちは、表紙の外国人モデルたちのように、笑顔あふれる家庭を維持していこうと頑張って行くだろう。
 
 格差社会がますます進行する2007年。勝ち組パパは子どもも勝ち組に、そうでないパパも、せめて子どもだけは勝ち組にと、熾烈な教育パパブームが巻き起こりそうだ。

■関連リンク
時代は「ちょいワルおやじ」ではなく「パパ男」?−Elastic
日経Kids+
プレジデントファミリー
webOCEANS | ウェブオーシャンズ

■その他の「2007年ぶっちゃけ予想」
出家オヤジ
そして娘たちはDeb2.0
「下方婚」で、負け犬撲滅!世の中がバラ色に
「エロハス」で少子化にも歯止めがかかるか
新時代の出産はハワイで!
「湾岸」にさらに注目が集まる?
次なる勝ち組の頂点は「ミッドタウン族」か
真っ昼間から「昼シャン」・・・
つくばエクスプレスがシンデレラの馬車に
ニ極化はこんなところでも・・・
男たちを魅了する新たな「萌え要素」は?