田中真紀子氏（２００８年撮影）

写真拡大

　元外相の田中真紀子氏が１１日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」にリモートで出演。元グラビアアイドルとの不倫報道を認めて謝罪した国民民主党の玉木雄一郎氏について私見を語った。

　玉木氏は、一部報道で元グラビアアイドルとの不倫デートを報じられたことを受け、この日午前に緊急記者会見を開き、報道について「おおむね事実」と認めたうえで謝罪した。また正午から開かれた同党の両院議員総会の冒頭でも謝罪した。

　田中氏は「何で今日、首班指名のある時で。しかも、国民民主党の代表が注目されているときに、こういうことが出てくるのか。やっぱりマスコミと政界の、“反玉木”かなんか知りませんけど、そういう癒着みたいのが分かりやすく出てきて、国民としては決して愉快なことではありませんね」と持論を述べた。

　さらに「頭を一生懸命すりつけて謝っておられたけど、カメラに向けて謝る…それは政治家としての責任で頭を下げて謝るのはわかりますが…。あのニュースをきょう主人（直紀氏）と見てまして、『あんな頭下げるなら、家に帰って奥さんに下げればいいんだよ』って主人が言ってました。後で“下げた、下げた。家内に説明した”とおっしゃってましたけど。公私で混同されて、政治家としての将来性とか、国民の期待感がそがれるっていうのは大変残念だと思います」と述べた。