炊き立てのご飯を盛り付ける「ポプ弁」。コンビニ「ポプラ」が来月で50周年を迎えます。広島で始まった歴史を振り返りました。

ほっかほかの白ご飯!店内で炊いた炊き立ての白ご飯を詰める「ポプ弁」です。

広島市役所にある店舗では昼どきになると行列ができていました。

客「ご飯が大盛りにできるから(毎回買っている)」「ご飯の量とかも選べるので自分が食べやすい量が選べる。できたてでおいしいです」

弁当や飲み物、生活用品・・・生活に欠かせない商品が多く揃うコンビニ。50年前、当たり前ではありませんでした。

ポプラ 大竹 修取締役「50年以上前は日本にコンビニがなかった。広島発祥、広島を基盤に広げていこうということでスタートしてます」

1974年12月に中区・流川に第1号店がオープン。夜の街の人に親しまれる店舗になりました。

オープンから9年後、総菜だけが入った弁当の販売がスタート。炊き立てのご飯を店頭で盛り付ける看板メニュー「ポプ弁」の始まりです。

ポプラ 大竹 修取締役「当時で言うと、コンビニでご飯を炊くなんて、そんな高度なオペレーション誰もできませんよと言われていた。現在までずっと温かいご飯を提供するということを守ってきております」

2021年からは「ローソン・ポプラ」も展開され、生活彩家などのブランドで18都府県に394店舗展開されています。

和田萌花記者「50周年を記念して50%増量されているポプ弁です。かなりボリュームがありますが値段はそのままなんです」

第1号店のオープンから来月で50年。「ロースかつ弁当」は1枚が1.5枚に増量。「ミートソースパスタ」は麺が50%増量されるなどのキャンペーンが始まりました。

客「50%増えてたのでいいなと思って」

ポプラ 大竹 修取締役「創業者の思いが詰まった主力商品である温かいご飯をお腹いっぱい食べていただきたい」

広島で始まったコンビニ「ポプラ」の50年。増量キャンペーンは来月30日までです。