山崎まさや(提供写真)

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 横浜DeNAベイスターズが日本シリーズで福岡ソフトバンクホークスを破って、1998年以来となる日本一の栄冠を手にし、芸能界の横浜ファンも歓喜に沸いている。

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 前回の優勝以来、長い低迷期を経て、ペナントレース3位からの下克上。それも2連敗後のまさかの4連勝とあって“ファン歴39年”のお笑い芸人・ダーリンハニーの吉川正洋(46)はXで、〈横浜DeNAベイスターズ、26年ぶり日本一! やりました! ベイスターズに関わるすべてのみなさま、そして野球に感謝です! ベイスターズファンでよかったー!!〉と喜びを爆発させた。

 鬼越トマホークの金ちゃん(38)も「ベイスターズ優勝おめでとうございます! 日本一優勝から遠のいてたチームがついに日本一になりました! この時期まで野球を楽しませてくれたベイスターズ、選手に感謝です! もうこうなったらアメトークでベイスターズ芸人やるしかない!デスターシャ!」とコメント。ベイ党のお笑い芸人は意外と多く、他にも、令和ロマンの高比良くるま(30)、大木こだまひびきの大木こだま(73)、オズワルドの伊藤俊介(35)、U字工事の福田薫(46)、インパルスの堤下敦(47)らがおり、SNSで祝福の声をあげている。

 同じく、長年にわたりベイスターズの熱狂的ファンで、「ファンフェス」の司会や「今日から!ベイスターズ」(J:COM)のMCも担当していた“元祖ベイスターズ芸人”でタレントの山崎まさや(54)は日刊ゲンダイにこう語った。

“何がなんでも優勝するぞ!”というアツい思い

「本当におめでとうございます! 福岡で3勝して、横浜に戻る時、三浦監督や筒香選手からLINEを頂いたんですが、その文面からは、“何がなんでも優勝するぞ!”というアツい思いが伝わってきました。僕は関内(横浜市)のファンが集まるお店で観戦していましたが、優勝の瞬間は横浜の街はすごいことになっていました。僕もいろんな方から『おめでとう!』と声をかけていただきましたけど、僕がやったわけではないし、『ありがとう』と返すのもヘンだな〜と思って、『頑張ったのは選手ですよ』と冷静を装って言ってましたけど、内心は、横浜中に響き渡る声で叫びたいくらいうれしかったです(笑)」

 山崎がベイスターズに関わっていたのは2000年代のチームの低迷期。それゆえ、優勝はにわかには信じられない思いもあるという。

「一夜明けて、まだ実感がわかないというのも本音ですね。また今日も試合があるんじゃないかとか思っちゃう(笑)。でも一番、びっくりしてるのは三浦監督自身じゃないですかね。強豪ホークスに対して“負けてもしょうがない”と思われていた中、挑戦者として捨て身の精神で向かっていったからすごい力が発揮できた。反対にホークスの方がプレッシャーが強かったんじゃないかな。頼れる兄貴分の筒香選手が戻ってきたことも大きかったと思います。ピッチャー陣も頑張っていたけど、やっぱり取られたら取り返すのが横浜野球の真骨頂だと思いましたね」

 歴史的快挙にSNS上では「アメトーーク! ベイスターズ芸人」の放送を期待する声が上がっているが、ファンとしては次の日本一が26年後にならないことを祈念しておきたいところだろう。

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 以前、ベイスターズが日本シリーズで優勝したのは1998年だった。●関連記事【もっと読む】98年ベイスターズ日本一の立役者“ 史上最強助っ人”ローズと旧交を温めた横浜の夜…では、その際の立役者について伝えている。