札幌山の手ラグビー部が花園へ臨時コーチ招へい…常翔学園元監督の野上友一氏、帝京大・岩出雅之前監督、元神鋼の大西一平氏ら
「第104回全国高校ラグビー大会」(12月27日開幕、大阪・花園ラグビー場)に南北海道代表で出場する札幌山の手が16日、臨時コーチを招へいした。
コーチ陣は、花園で5度の全国優勝を誇る大阪の強豪・常翔学園元監督の野上友一GM(66)、帝京大を大学日本一に10度導いた岩出雅之前監督(66)、現役時代に神戸製鋼で7度の日本一を経験した大西一平さん(60)の3人で、今週いっぱい同校で指導する。
先月28日に全国切符をつかみ、全国大会へ準備を進める中、佐藤幹夫総監督(63)は「素晴らしい方々が集まってくれた」と強力な指導陣の下、チームに新たな刺激を加える。練習では接触プレーを反復し守備網の整備に励んだ。
野上氏は本番を2か月後に控えるチームを「ポテンシャルがある」と評し、「練習でやっていることを自分たちで理解し、試合で出すのが一番大事。そこをつくっていければ」と語った。