ア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦、ポストシーズン6試合目での初本塁打を放ったアーロン・ジャッジ【【写真:ロイター】

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地区優勝決定Sから6試合目でついに

 米大リーグ、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は15日(日本時間16日)、本拠地ヤンキースタジアムで行われたガーディアンズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第2戦で、このポストシーズン(PS)6試合目での初本塁打を放った。この一発を待っていた米ファンからは「彼が目覚めたぞ」「これは始まりに過ぎない」と熱狂するコメントが並んだ。

「3番・中堅」で先発したジャッジは、4-2とリードした7回1死一塁で打席に立つと、右腕ガディスが外角高めに投じた直球をはじき返した。打球速度111.3マイル(約179.1キロ)、飛距離414フィート(約126.2メートル)という打球が大きな弧を描いて中堅フェンスを越えると、場内は総立ち。生還したジャッジは次々に選手たちと喜びのポーズを繰り出した。

 MLB公式のサラ・ラングス記者の公式Xによると、この一球は地面から高さ3.96フィート(約121センチ)に投げ込まれたもので、ジャッジにとっては本塁打にした投球の中でキャリアで2番目の高さだった。シーズン58本塁打、144打点を記録したジャッジはポストシーズンに入ってから不振に苦しみ、この打席を迎えるまで実に17打数2安打で打率.118という成績だった。

 米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」公式Xがこの動画を「アーロン・ジャッジが2ランでスランプを脱した!」という喜びの言葉とともに伝えると、米ファンからは「彼が目覚めたぞ」「伸び続けたね」「これが」「彼が帰ってきた」「アーロン、よくやったぞ」「これは始まりに過ぎない…」などの声が上げられていた。

(THE ANSWER編集部)