第一セット、ポイントを奪いほえる大阪B・西田有志(撮影・伊藤笙子)

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 「SVリーグ男子、大阪B3−0サントリー」(11日、東京体育館)

 バレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」の開幕戦が行われ、パリ五輪代表の西田有志ら擁する大阪ブルテオンが同代表の高橋藍らが所属するサントリーに3−0ストレート勝ちし、歴史的開幕戦を勝利で飾った。

 第1セットは西田のサービスエースなどで中盤から大阪が一気に突き放して、25−17でものにした。雄たけびをあげる西田や、高橋の得点に会場は大いに盛り上がった。

 第2セットも西田の勢いは止まらず、力強いスパイクをさく裂させると、ミゲルやトーマスといった攻撃陣が機能。25−19でものにした。

 第3セットは中盤までサントリーにリードを許したが、再び攻撃陣が破壊力をみせつけ、逆転。25−21でそのまま押し切った。西田は両軍トップの18得点をマーク。西田の妻で、パリ五輪後に現役を引退した古賀紗理那さんも青の大阪Bのユニホームを着て、観客席から見守っていた。