飼育員が『動物のエサ』をくすねたか…園外に持ち出すところを警察が確認 天王寺動物園「動物のために働く職種。言葉にできないくらい残念」

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 天王寺動物園の飼育員が動物の「エサ」をくすねた疑いが持たれています。

 窃盗の疑いで警察から任意の事情聴取を受けたのは、天王寺動物園の男性飼育員(47)です。動物園によりますと、少なくとも1か月以上前から調理場に保管している野菜や果物といった動物のエサの在庫が少なくなり、警察に相談していました。

 エサは動物用の規格のものではなく、人と同じかそれ以上の品質のものだったということです。

 10月1日、捜査をしていた警察が男性飼育員が園外にエサを持ち出すところを確認し、動物園が被害届を提出したということです。

 (天王寺動物園・副園長 安福潔さん)「動物のために働く職種ですので、本当に言葉にできないくらい残念」

 天王寺動物園は「今後事実関係を確認のうえ、厳正に対処します」としています。