結婚相手紹介サービスのオーネットは、全国の25~34歳の独身男女571人(男性の25~29歳:153人、30~34歳:153人/女性の25~29歳:149人、30~34歳:116人)に対して、「独身男女の夫婦の働き方と家計管理に関する意識調査」を実施した。調査期間は2024年9月18日~9月23日。調査方法はインターネットを利⽤したクローズ調査であった。なお、調査結果の数値は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計で100%にならないことがあるという。



「将来結婚をしたいと思いますか?」と聞いたところ、「結婚をしたい」と回答したのは52%であり、男性は51%、女性は53.2%であった。



次に「結婚したい」と回答した297人に、結婚した場合に「夫婦の基本的な働き方としてどのような形態を望みますか?」と聞いたところ、「共働きを希望する」と回答したのは80.1%で、男性は86.5%、女性は73%であった。男性は9割近く、女性は7割以上が「共働きを希望する」という結果になった。



続いて、「共働きを希望する」と回答した238人に、「結婚後の家計について、夫婦間でどのような管理方法が理想ですか?」と質問した。最も多かったのは「お互いが毎月定額を共有口座(財布)に入金してそれで家計を管理する」で、全体の約半数にあたる男女48.7%が回答した。男女それぞれの個別の口座とは別に家計用の口座(財布)を準備し、その中で家計をやりくりすることを理想としていることがわかった。

次に多かったのは、家賃や食費、そして車のローンといった「生活費目別に分担する」のが理想であるという回答で、全体では29.4%、男性が29.6%、女性が29.1%という結果となり、こちらの回答も男女ほぼ同割合となった。

一方で、「共有の口座(財布)で収入、支出をすべて一元管理する」という回答は全体で13.0%となり、男性が12.6%、女性が13.6%で、全体で1割程度の男女が「お互いの働いた収入と家計の管理をすべて共有することを理想としている」という結果となった。

また、「片方の収入で家計をやりくりして、一方の収入を貯蓄や資産運用にまわす」という回答は、全体で8.4%、男性が7.4%、女性が9.7%と1割以下という回答割合となった。

この設問の回答結果から、共働きで結婚生活を過ごすには、夫婦生活に必要となる家計分はお互いが定額を出金・管理して、それ以外の個別の収入分については、それぞれが自分のお金として管理するのが良いという認識を約半数の男女が持っているということがわかった。



「共働きを希望する」と回答した独身男女238人に「結婚後の家計管理について、結婚前に相手と話し合うことは必要だと思いますか?」と質問した。「話し合うべきだと思う」と回答したのは全体で93.3%、男性は91.1%、女性は96.1%で、多くの男女が結婚前にお互いの意思を確認しておくことが必要であると認識していることがわかった。

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