尾上右近、「ライオン・キング」の“新ムファサ”で声優初挑戦!「ディズニーの声優は夢だった」

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映画「ライオン・キング」30周年舞台挨拶が26日、都内で行われ、歌舞伎俳優の尾上右近(32)が12月20日に公開される映画「ライオン・キング:ムファサ」の主人公・ムファサ役の吹き替え声優を務めることが発表された。

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同作はディズニー映画史上全世界歴代No.1ヒットを記録した実写版「ライオン・キング」のはじまりの物語。息子・シンバを命がけで守ったムファサ王と、ムファサの命を奪った“ヴィラン”スカーの若き日の兄弟の絆を描く。

イベントでは、アニメーション版と実写版でムファサを演じてきた俳優・大和田伸也(76)に迎えられ、右近がステージに登壇。

右近は、声優初挑戦で「長年、ディズニーの声優はやらせていただきたいと思っていましたし、歌も好きですし、夢でした」と感激しきり。「大自然の伝統の中で、いかにして王になったかという物語とうかがって、僕自身も歌舞伎という伝統芸能の中で生きておりますので、自分の中にも思いがありますし、ムファサに対する気持ちも非常に深まり、うれしく思いましたし、自分がやらせていただくことに大きな意味があるなと感じました」と胸を張った。

大和田から、吹き替え台本と高級ぬいぐるみブランド「シュタイフ」製のムファサとともに、「若い頃のムファサを安心して託すことができます。ムファサ愛をつないでください」という言葉を贈られると、右近は「しかと受け止めました。ありがとうございます」と固い握手を交わした。