小猫の前足がエスカレーターに挟まれる

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中国・上海市の商業施設のエスカレーターの隙間に小猫の足が挟まる事故があり、飼い主への非難の声が殺到している。中国メディア・農民頻道が23日付で報じた。

現場で撮影された映像には、上りエスカレーターの降り口で足を挟まれた1匹の小猫が動けなくなっている様子が映っている。近くには飼い主とみられる白いワンピースを着た女性が立っており、小猫のそばには女性のサンダルが落ちている。エスカレーターは停止しており、周囲には野次馬がいる様子も映っていた。

動画が撮影されたのは、エスカレーターのメンテナンス作業員の到着を待っていた時だといい、飼い主や野次馬は心配そうに見ていたもののどうしようもない状況だった。挟まれてからおよそ30分後に作業員が到着して小猫は救助されたが、飼い主とみられる女性は小猫を抱き上げるとそのまま現場から立ち去った。小猫のけがの状態などは不明だという。

中国のネットユーザーからは「かわいそうすぎる」「見てるだけでも痛い」「(小猫は全く動く様子はないが)この子まだ生きてるの?(泣)」「エスカレーターで抱き上げもしないのか」「飼い主が愚かすぎる」「猫を連れ出すなら専用のバッグに入れるべきだ」「なぜかごに入れてないんだ!。無責任すぎる!」「こんな飼い主に当たったことが不運だ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)