マーリンズ戦で三盗を決める大谷＝ＡＰ

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　【マイアミ（米フロリダ州）＝帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は１９日（日本時間２０日）、敵地マイアミでのマーリンズ戦に１番指名打者で出場し、右中間フェンス直撃の二塁打で出塁した一回に今季５０盗塁目となる三盗を決めた。

　右前適時打を放った二回には二盗を決めて５１盗塁とした。

　１７日に４８号２ランを放っており、メジャー史上初の「５０本塁打、５０盗塁」まで、あと２本塁打となった。

　日本人選手のシーズン５０盗塁は、２００１年にイチロー（当時マリナーズ）がマークした５６盗塁以来、２度目。

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　大谷が節目の５０盗塁を達成した。二塁打で出た一回、２番ベッツが二飛に倒れ、３番フリーマンが四球で一、二塁となった場面。４番スミスの初球にスタートを切った。捕手からの送球が素早く、タイミングは微妙だったが、スピードに乗ったスライディングで間一髪、セーフに。大谷は手をたたいて喜び、ベンチに向かって笑顔で右手親指を立てた。