米紙に掲載されたAdoさんの広告(万博協会提供)

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夢洲会場で「うっせぇわ」

 大阪・関西万博が開幕する来年4月13日に、人気歌手のAdoさんが、人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の万博会場でライブを開催することになった。

 日本国際博覧会協会(万博協会)は、若い世代を中心に国内外で絶大な知名度を誇るAdoさんを起用することで、開幕への機運醸成をさらに加速させたい考えだ。

 素顔を見せずに活動するAdoさんは、個性的な歌詞の曲を高い歌唱力で歌いこなし、「うっせぇわ」「唱」などのヒット曲で知られる。海外のファンにも万博を広くアピールするため、18日付の米紙ニューヨーク・タイムズには、ライブの開催を告知するイラスト付き広告が掲載された。

 万博会場では、協会が1万人規模の「EXPOアリーナ」を整備中で、会期中はAdoさんの他にも、音楽ライブや踊りなどのパフォーマンスが検討されている。

 Adoさんのコメント「このような貴重な機会をいただけて大変光栄です。日本から世界中へ、私の愛する日本の文化や音楽の素晴らしさを私のパフォーマンスを通してたくさんの皆様にお見せできればと思っております。私自身もとても楽しみにしております!」