リッカルド・カラフィオーリがフランス戦で不運な負傷【写真:ロイター】

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イタリア代表DFカラフィオーリ、フランス代表戦で負傷し離脱

 イタリア代表は9月6日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)グループ2第1節でフランス代表と対戦し、3-1で勝利した。

 この試合で負傷して途中交代したイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリは、所属するイングランド1部アーセナルに戻ることとなり、長期離脱の可能性が不安視されていると英紙「メトロ」が報じた。

 日本代表DF冨安健洋も所属するアーセナルは、夏の移籍市場でイタリア1部ボローニャからカラフィオーリを獲得。移籍金は4200万ポンド(約79億円)と報じられている。イタリア代表でもレギュラーを務めるカラフィオーリは、フランス戦に先発出場して、好パフォーマンスを披露した。

 しかし後半36分、FWウスマヌ・デンベレが転倒した際、その勢いでプレーとは関係のない位置にいたカラフィオーリの左ふくらはぎにデンベレの足が直撃する不運な負傷で交代。イタリアサッカー連盟(FIGC)は、カラフィオーリが8日にイタリア代表チームを離脱してアーセナルでさらなる検査を受けることを発表した。

 イタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督は、当初、第2節のイスラエル戦に出場できる可能性もあることを示唆していたが、この試合の欠場が確定している。記事では「アーセナルではトッテナムとの北ロンドンダービーを日曜に控えているが、カラフィオーリの負傷でこの試合に向けたさらなる悩みができた。ミケル・アルテタ監督はブライトンとの1-1のドローゲームで退場したMFデクラン・ライスを欠くことになっている」と、ビッグマッチに向けたアーセナルの戦力に対する不安を報じている。(FOOTBALL ZONE編集部)