クリストファー・ロイド

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 俳優のクリストファー・ロイド(85)が、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年)に出演できたことを本当に幸運と感じているという。マイケル・J・フォックス演じるマーティ・マクフライの、歳の離れた親友のドクことエメット・ブラウン博士を演じたクリストファーは、今なお若者の心を打つ作品を振り返った。

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 バラエティ誌にクリストファーはこう語る。「私は仕事をたくさんしてきたが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が人々の心に刻み込んだものに勝るものはない」「驚異的だよ。実際毎日だ。コミコンに行けば、人々が近づいてきて『あなたは私の子供時代を作った』なんて言われる。他にも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、多くの若者の人生のギャップを埋めていて、その中には医者や科学者になった人々もいるんだ」「だから感謝の気持ちでいっぱいだし気分がいいね。その一部となれたことはとても幸運だ」

 そして『アダムス・ファミリー』のフェスター伯父さん役については、子供の頃にザ・ニューヨーカー誌の原作漫画で目にしていたキャラクターを自ら演じれたことは喜びだったという。「フェスター伯父さんはいたずら好きで悪人ではなかった。ちょっと遊びが過ぎるだけなんだ。私の人生のあの時期が終わり数十年後に電話がかかってきて、フェスター伯父さんを映画でやらないかって言われて。そんな確率あるのかってね」「子供の頃に大好きだったキャラクターを演じられて興奮したよ」

 そんなクリストファーは1984年公開の『スタートレックIII ミスター・スポックを探せ!』の邪悪なクリンゴン人クルーグ艦長でも知られており、同作のレナード・ニモイ監督のため人工装具とメイクアップを施した時のことも回想した。「朝の4時にパラマウント・スタジオに行ってメイクをしてもらった。そして額を作り上げ、次に衣装だ。あそこまでして、キャラクターになりきれないわけがない」「最高だったよ。このキャラクターのどこに観客は共感できるのかを見つけようとした。それがディナーの席を一緒にしたくないような人物だとしてもさ」「彼の好ましくない特徴は変わらないけど、観客には違う惑星の誰かと関わっているわけではないと思って欲しい。自分と話せる誰かと関わっているんだ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)