「声が……」

 のどを触りながら登場したお笑いタレントの明石家さんま。その声は枯れて “カッスカス” だった―─。

 8月6日に放送された『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)。司会を務めるさんまは、その日、声が枯れていることを告白。実際、その声は聞き取りにくく、さんまの発言にはテロップが入るという番組史上初の “緊急事態” となった。

 さんまが「こいつのせいやねん!」とゲスト出演していたヒロミを指さすと、ヒロミが声枯れの理由を説明した。

「ヒロミさんによれば、くりぃむしちゅー上田晋也さん、えなりかずきさん、さんまさんの4人で最近、ゴルフに行ったそうです。

 その際、さんまさんとチームを組んだヒロミさんが近距離のバーディーパットを外してしまい、『なんや、お前!』と大声で怒られたとか。その後、炎天下で何度も大声で言い合いしたことで、声に変調を来したようです」(週刊誌記者)

 テロップが必要なほどのさんまの “声変わり” に、Xでは驚きと心配の声があがった。

《久しぶりにさんま御殿見てるけど、さんまさんの喋りにテロップ出てる。声が枯れ果ててるからかな》

《さんまさんの声枯れはなんかざわつくんだが、まあそれ以外は元気そう》

 さんまの声枯れが話題になるのは今回が初めてではない。7月20・21日に放送された『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)でも違和感が――。

「さんまさんは冒頭から声がかすれ気味で、なんとも聞き取りづらい状態でした。もともとかすれ声とはいえ、この日はふだんに増して枯れていました。

 その後、霜降り明星・せいやさんが『ほいけんたさんぐらい声ガサガサじゃないですか』とさんまにツッコミ。『俺のものまねするとき、合いの手もちゃんとしてくれって』と負けじと返したさんまさんでしたが、その合いの手もガサガサでした」(芸能記者)

 このときもXでは

《さんま、声が放送事故並みにカッスカスで聞いてるこっちも苦しくなりそうだし痛々しい…でも喋らない選択はないのがモンスターw》

 と、ファンから心配の声が集まった。

 さんまも69歳。体力の限界から引退説もくすぶっている。実際、さんま自身、以前は「60で引退」を唱えていたが、いまはそんな気はないらしい。

「2014年に『爆笑問題』の太田光から『このままやめられたら、かっこよすぎて困るんです。俺たちはずっとさんまさんを見てきたから、落ちるところを見せてください』と懇願され、『60歳で引退』の考えを改めたと本人が語っています」(芸能記者)

 さんまは、かつて「2カ月休んで、誰ともしゃべらなかったら元の声に戻れる」と専門家から告げられたことを明かしてい