近親に13年ダービー馬キズナ レパードSでノースヒルズが誇る名牝系から重賞ウイナー誕生なるか
真夏の新潟で良血が開花するか。ノースヒルズの名牝系出身のノットイナフ(牡3、栗東・浜田多実雄厩舎)が、レパードステークス(3歳・GIII・ダ1800m)で重賞初制覇を狙う。
ノットイナフは父マジェスティックウォリアー、母クライミングローズ、母の父マンハッタンカフェの血統。母はJRAで2勝。祖母のファレノプシスは98年の桜花賞と秋華賞、00年のエリザベス女王杯の覇者。その半弟のキズナは13年の日本ダービー馬で、種牡馬としても大活躍している。まさにノースヒルズ軍団を代表する名牝系の出身だ。
ここまで8戦2勝。オープン昇級後は伏竜Sが7着、ユニコーンSが8着、鳳雛Sが7着と苦戦が続いているが、展開次第で前進可能だろう。時計がかかり、かつ前崩れになれば…。長く脚を使っての上位進出を期待したい。