【セレクトセール2024】2日間の総売上は289億円超で歴代最高 当歳の最高額は4億1000万円/当歳セッション
9日、北海道苫小牧のノーザンホースパークにて「セレクトセール2024」の2日目が開催された。
当歳セッションとなるこの日は239頭が上場され、231頭が落札。売上は144億2100万円(以下、金額は全て税抜で表記)で、昨年の147億8000万円には及ばず、昨年比97.6%となった。落札率は96.7%、1頭平均は6243万円だった。
前日の1歳セッションと合わせた2日間の総売上は、従来の最高額281億4500万円(23年)から約2.7%増の289億1800万円を記録した。
1億円を超える高額落札馬は32頭で、中でも最高落札額となったのが「セリエンホルデの2024」(牡、父キタサンブラック)。半兄に21年のNHKマイルCを勝ったシュネルマイスターいる血統で、田畑利彦氏により4億1000万円で落札された。
3億円以上は他に3頭。「カリーナミアの2024」(牡、父エピファネイア)は3億7000万円で廣崎利洋HD(株)が落札。「カレドニアロードの2024」(牡、父コントレイル)は3億円で(株)ダノックスが、「アーモニーズエンジェルの2024」(牡、父Gun Runner)は同じく3億円でY's consignment salesが落札した。
購買者では藤田晋氏が6頭で総額9億9000万円分購入。最高額は「ブリリアントカットの2024」(牡、父コントレイル)で2億5000万円。2日間で合計11頭、18億4000万円を購買した。
種牡馬ではコントレイルの産駒が人気を集め、販売頭数は25頭で総額24億9400万円、最高額は先述の「カレドニアロードの2024」の3億円だった。
牝馬の最高額は「ドリームアンドドゥの2024」(牝、父キタサンブラック)の2億円だった。