米G1馬の仔を廣崎利洋氏が3億7000万円で落札 矢作調教師は「オーナーとダービーを獲りたい」
9日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われている日本最大のサラブレッド市場「セレクトセール2024」当歳馬セールにて、上場番号384番・カリーナミアの2024(牡)が3億7000万円で落札。本馬を購入した「アスク」の冠名で知られる廣崎利洋氏と矢作芳人調教師が、日本競走馬協会のインタビューに応じた。
同馬は父エピファネイア、母カリーナミア、母の父Malibu Moonという血統。母は米G1・エイコーンSなど重賞3勝を挙げている。
【廣崎利洋氏、矢作芳人調教師のコメント】
廣崎氏:「ありがとうございます。みなさんのおかげです」
──今のお気持ちをお聞かせください
廣崎氏:「ずっと矢作先生とね、“これだよ”ということでとことんやりましょうと。頑張りました、うれしいです」
──競っているときのお気持ちは
廣崎氏:「もうなるようになるでしょう。やっぱり最高の馬だと思っていますから。良かったと思います」
──母はアメリカのチャンピオンホース、父はエピファネイアですがいかがですか
矢作師:「責任をひしひしと感じてます(笑)」
──当歳の馬ですが、実際に馬をご覧になっていかがでしたか
矢作師:「飛びぬけていい馬ですし、かつ血統もというとことで両方ですね。エイコーンステークスを勝っているお母さんですし、ほか三兄弟もG1勝っていて、素晴らしい血統に素晴らしい馬体。言うことないと思っています」
──どういったところで活躍してくれそうですか
矢作師:「やはり、オーナーとダービーを獲りたいですね」
廣崎氏:「夢ですね、夢です」
(コメント提供:日本競走馬協会)