馬番“7”番に入ったノッキングポイント(撮影:下野雄規)

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 今年は「七夕の日」に行われる七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)。レース名や開催日にかけて「枠連7-7」や「7番」など、つい「7」絡みの馬券を買いたくなるが、果たしてこれまで“七夕の七夕賞”では結果を残しているのだろうか。

 七夕当日に行われたのは1985年、91年、02年、13年、19年の計5回。馬番「7」の成績は古いほうから7着、10着、8着、13着、12着という結果だった。人気もそれぞれ、9番人気、10番人気、7番人気、13番人気、13番人気と低かったが、馬券には絡めていない。

 次に枠連の「7-7」。こちらも七夕の七夕賞では例が無い。それどころか、グレード制導入以降で一度きり。86年に1着サクラトウコウ(3番人気)-2着ダイヤモンドラーン(8番人気)で決まったのが最後。ただし、91年にはシーキャリアーが7枠(9番)から勝利している。

 最後に7番人気の成績を振り返る。13年にトレイルブレイザーが2着に入ったものの、同馬以外は6着、6着、8着、14着とひと息だった。

 今年は7番にノッキングポイント、7枠にはダンテスヴューとグレンガリーが入った。また、12時時点のnetkeiba予想オッズでは、ノッキングポイントが8番人気。当日には“7番人気の7番枠”となる可能性も考えられる。過去の傾向を覆して、「7」にちなんだ馬がファンに幸運を届けるか。当たるも八卦当たらぬも八卦。今年は短冊ではなく、マークカードに願いを託すのも悪くないだろう。