バンテリンドーム

写真拡大

プロ野球中日の小笠原慎之介投手(26)のベンチ内での行動がインターネット上で話題を集めている。

小笠原は2024年7月2日に行われた巨人戦に先発。6回まで巨人打線を1点に抑える好投を見せたが、7回途中にピンチを迎えた場面で降板した。

「小笠原の拳は無事か?」

1点リードの7回。小笠原は先頭・岡本和真内野手(28)をレフトフライに打ち取り、続く大城卓三捕手(31)にライト前ヒットを許した。

1死1塁の場面で岸田行倫捕手(27)が送りバントを成功させた。2死2塁のピンチで小笠原は若林楽人外野手(26)に対して、1ボール2ストライクから死球。ピンチが広がったところで降板となった。

小笠原は6回3分の2、97球、5安打、1失点の内容だった。小笠原の後を継いだ清水達也投手(24)が後続を抑え、チームは2−1で勝利した。

インターネット上で話題となったのは、ベンチに下がった直後の小笠原の行動だ。小笠原は怒りを抑えることができない様子で、ベンチの背もたれを右手で3度叩いて感情を爆発させた。

ベンチ内での動画がインターネットで拡散されると、Xでは野球ファンからさまざまな声が上がった。

「小笠原の拳は無事か?」「気性荒いのもええで!応援してる!」「小笠原ブチ切れたの分かるわー」「左手やってないだけ理性は残ってたか」「良い投球してたし最後まで投げさせてあげろよ」などと、小笠原に同情的な声の他に次のような批判的な声も見らえた。

「身の程わきまえろ」「小笠原ブチ切れだけど、2ストライクから死球だしたの自分だぞ」「デットボール出しといてベンチでブチ切れって意味不明」「ベンチでブチ切れてて笑えない」

小笠原は今シーズン12試合に先発して4勝6敗。防御率1.94、クオリティスタート(QS=6回以上を投げて自責点3以内)達成率84.6%とするも、打線の援護に恵まれず負けが先行している。