Photo: amito

きょう2024年6月28日は、Apple Vision Pro(アップルビジョンプロ)の日本発売日。あいにくの雨の中、店頭デモや購入を予約した人が列を作っていました。

朝7:30のアップル表参道。なかなかの雨天。

Apple Vision Proってなに?

Apple Vision Proはアップルが開発したVR・MRデバイス。まるで空間にアプリが浮かんでいるかのような環境で仕事をしたり、映画を楽しんだりできることから「空間コンピュータ」と呼ばれています。

お値段は59万9800円(256GBモデル)から。円安もあってかなり高額ですが、今朝8:00からの店頭デモ枠には12名の予約があり、その後の枠も盛況のようでした。アプリ開発者やエンジニアの方が多いみたいです。

Apple Vision Proで出先でお仕事、できる?ここが便利、ここがイマイチ

店頭での体験はマンツーマンでじっくりと

デモ体験者はソファ席に案内され、スタッフが1人ずつ隣について初期設定や操作方法を案内します。アップル表参道では8人分の体験席が用意されていました。

初期設定にかかる時間はだいたい10分程度。体験の時間は30分ほどなので、実際に動かして遊べるのは20分くらいでしょうか。人によっては顔に接触するパーツのフィッティングに時間がかかる場合もあるみたいです。

その場で購入を決断する人も

デモを体験して気に入れば、その場で購入して持ち帰ることができます。お話を伺った表参道での購入第一号(上記ポスト)の男性は、購入すると心に決めて来店したのだとか。すでにVision Pro向けのアプリをリリースしているエンジニアで、「Vision Proがスマホの次の存在になることを期待している」と語ってくれました。

悩んだ末にデモを体験して購入したこちらの男性もアプリ開発を検討しているそう。購入の決め手は「現実とミックスしたアプリやUIが想像以上に使いやすかった」こと。いい笑顔で商品を受け取っていました。くぅ、うらやましいよぉ。

Source: Apple
Photo: amito