石橋貴明『細かすぎて』20周年に感慨「みんな、立派なスターになって」 2回目の“夏開催”でも新星が躍動「いい大会でした」
![『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』の模様(C)フジテレビ](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/7/c/7cdef_760_2332821_20240621_012409_size640wh_78848215-m.jpg)
【番組カット】満面の笑みでネタを見守る満島ひかり
同番組は、あまりに“細かすぎる”故に、笑いにはなりにくいと思われてきたマニアックなモノマネや、アンダーグラウンドな芸にも光を当て、幅広くお笑い芸人、モノマネ芸人の登竜門ともいえる存在となった。プロ・アマ問わず挑戦ができることから、数多くの新しい人気芸人を輩出してきたコーナーとして、多くの人々の記憶に残るものとなっている。また、番組独自の「ネタ終了間際にステージが割れ、芸人が足元から落下して消えていく」という画期的なシステムは、モノマネ芸の新しい楽しみ方をテレビにもたらした。
収録後のホットな状態で行われた囲み取材には、石橋とアンタッチャブルが参加。石橋が「やっぱ、すごかったですね」とかみしめるように語ると、山崎も「本当にいい大会でした。新人が頑張って、高校野球で言うところの春のセンバツのようなね。それで、夏の大会(冬の放送)に向けて…っていうのがやっぱり年末っていう。これ本当にタカさんの構想通りですね」とニヤリ。石橋も「この夏の放送は、投手力が良ければ勝てるんですけど、冬の大会はやっぱり打力ね、打ってなんぼですから。夏と冬の2回放送が、今年2年目ですけど、まだ夏冬連覇がないですから。今回の夏放送で優勝した人は、その権利があるので楽しみです」と声を弾ませた。
石橋が「20周年なんですよね…今、河本くんと話していたんですけど、河本くんのお子さんが成人したって聞いて。そしてやっぱり、華丸くんとか、キンタロー。だとか、みんなここから飛び出して、立派なスターになって」と『細かすぎて』の歴史に目を細める一幕も。さらに「山下君、ラジオで『みなさん』のことをすっごく褒めてくれて、あんなかっこいい男なのに、お笑いがよくわかってる(笑)。あれはモテるわね…」と語ると、山崎がすかさず「Wエンジンだったら『ほれてまうやろー!』って言ってますね(笑)。満島さんもよく笑ってくれて。本当にいい雰囲気でした」と笑顔を見せた。
取材では「どんな基準で優勝を選んでいるのですか?」との質問も飛んだ。石橋が「最終的には、終わった後に事務所からお金を(笑)」と冗談で話すと、アンタッチャブルが2人そろって「いやいやいや、ない!ない!」「信じちゃうでしょ!ダメですよ!」とツッコミ。柴田が「本当にないですよ」と念を押し、山崎も「厳正に、みんなで出し合いながら。やっぱり、伝わらないみたいなところも大事ですから」と明かすなど、見事なかけあいを見せていた。