パナソニック新ビエラはアマゾンFire TV搭載で大幅刷新、画質強化の新エンジン搭載
パナソニックはAmazonと協業し、薄型テレビ「ビエラ」に「Fire TV」を搭載した製品を2024年以降、国内で展開していくことを正式発表。第1弾として4K有機EL 3シリーズ6機種、4K液晶 3シリーズ7機種を6月21日から順次発売する。
4K有機EL「MZ2500」シリーズの65型「TH-65MZ2500」
米国で1月に開催された大規模展示会「CES 2024」にあわせて、パナソニックはAmazonとの提携を発表し、北米市場で投入に導入するAmazon Fire TV内蔵の有機ELテレビなどをCES会場で展示していた。今回、日本市場へのFire TV搭載ビエラの投入が正式に決まったかたちだ。
Fire TV搭載ビエラの価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、有機ELビエラのスタンダード機と位置づける「Z85A」シリーズの42型「TV-42Z85A」が22万円前後、スタンダード液晶ビエラ「W80A」シリーズの43型が13万円前後。最上位有機EL「Z95A」シリーズの65型「TV-65Z95A」が52万円前後、最上位液晶「W95A」シリーズの65型「TV-65Z95A」が37万円前後。
2024年のビエラがめざす方向性としてパナソニックでは、「未来に向けてテレビの価値を拡大しつつ、従来の強みを磨き上げる」ことと説明。放送とネット動画をシームレスに表示・検索・レコメンドできるようにするほか、スマートフォンだけでなくパナソニックの家電、Amazonデバイスといった各種IoT機器との連携で、くらしを豊かに便利にすることもめざす
ビエラ製品で培ってきた、パナソニック独自の画質・音質技術の進化も図りつつ、録画機器連携、出先から宅内のビエラにアクセスする宅外試聴機能、白物家電連携といった各種機能についても新機種に継承。ビエラならではの強みを活かし、さらにAmazonのFire TVを活用することで「テレビの新しい体験価値」を追求した。
ビエラに搭載したFire TVは、基本的には現行のAmazon Fire TVシリーズと共通のユーザーインタフェースを装備し、使い勝手もほぼ共通。Amazonのアプリストアから自分が使いたい各種サービスのアプリを追加することもできる。Alexa対応デバイスを別途用意すれば、スマートホームダッシュボードから各種デバイスを操作でき、USBカメラ(別売)をビエラにつなぐことで、遠方にあるカメラ内蔵Amazon Echoシリーズとの間でビデオ通話を楽しむこともできるという。
Fire TV搭載ビエラの独自要素としては、ホーム画面にテレビ放送を呼び出すアイコンなどが加わっており、ホーム画面上から今の放送内容をプレビュー再生できる点などが挙げられる。パナソニックならではの「お部屋ジャンプリンク」や宅外視聴機能「Media Access」、従来のビエラ製品で装備していた「過去未来番組表」、「USB録画機能」、「2画面表示」といった各種機能は引き続き搭載。さらに、AndroidデバイスやWindows PCの画面をビエラに映すミラーリング機能も装備する。
国内向けのビエラ製品ではこれまで映像エンジンの名称を特にフィーチャーしてこなかった(海外市場では「HCX」というネーミングで紹介していた)が、今回のビエラでは新世代AI高画質エンジン「HCX Pro AI processor MKII」と呼称。従来からの高画質技術も継承しつつ、AI技術を用いて高精細に映像をアップコンバートする「デュアル超解像」、ネット動画のグラデーション部分で起こりがちな縞模様(バンディングノイズ)などを抑え込む「ネット動画ノイズリダクション」といった各種機能を盛り込んでいる。
最上位有機ELのZ95Aシリーズでは、2023年発売の「MZ2500」シリーズから引き続き、マイクロレンズと有機ELパネルを組み合わせたパネルを搭載。独自のパネル制御「Bright Booster」を進化させてさらなる高コントラスト化を図り、映像のプロによる高品位なチューニングも施している(Bright Boosterの進化はZ90Aシリーズにも採用)。このほか、一部機種ではゲーミング性能を引き上げ、4K/144p入力に新たに対応する。
各シリーズの店頭予想価格と発売日は以下の通り。
○Fire TV搭載4K有機ELビエラ
■Z95Aシリーズ(6月21日発売)
65型「TV-65Z95A」:約52万円前後
55型「TV-55Z95A」:約37万円前後
■Z90Aシリーズ(6月21日発売)
65型「TV-65Z90A」:約40万円前後
55型「TV-55Z90A」:約29万円前後
■Z85Aシリーズ(7月19日発売)
48型「TV-48Z85A」:約23万円前後
42型「TV-42Z85A」:約22万円前後
○Fire TV搭載4K液晶ビエラ
■W95Aシリーズ(7月26日発売)
65型「TV-65W95A」:37万円前後
■W90Aシリーズ(6月21日発売)
65型「TV-65W90A」:30万円前後
55型「TV-55W90A」:26万円前後
50型「TV-50W90A」:20万円前後
43型「TV-43W90A」:19万円前後
■W80Aシリーズ(7月26日発売)
50型「TV-50W80A」:約14万円前後
43型「TV-43W80A」:約13万円前後
4K有機EL「MZ2500」シリーズの65型「TH-65MZ2500」
米国で1月に開催された大規模展示会「CES 2024」にあわせて、パナソニックはAmazonとの提携を発表し、北米市場で投入に導入するAmazon Fire TV内蔵の有機ELテレビなどをCES会場で展示していた。今回、日本市場へのFire TV搭載ビエラの投入が正式に決まったかたちだ。
Fire TV搭載ビエラの価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、有機ELビエラのスタンダード機と位置づける「Z85A」シリーズの42型「TV-42Z85A」が22万円前後、スタンダード液晶ビエラ「W80A」シリーズの43型が13万円前後。最上位有機EL「Z95A」シリーズの65型「TV-65Z95A」が52万円前後、最上位液晶「W95A」シリーズの65型「TV-65Z95A」が37万円前後。
2024年のビエラがめざす方向性としてパナソニックでは、「未来に向けてテレビの価値を拡大しつつ、従来の強みを磨き上げる」ことと説明。放送とネット動画をシームレスに表示・検索・レコメンドできるようにするほか、スマートフォンだけでなくパナソニックの家電、Amazonデバイスといった各種IoT機器との連携で、くらしを豊かに便利にすることもめざす
ビエラ製品で培ってきた、パナソニック独自の画質・音質技術の進化も図りつつ、録画機器連携、出先から宅内のビエラにアクセスする宅外試聴機能、白物家電連携といった各種機能についても新機種に継承。ビエラならではの強みを活かし、さらにAmazonのFire TVを活用することで「テレビの新しい体験価値」を追求した。
ビエラに搭載したFire TVは、基本的には現行のAmazon Fire TVシリーズと共通のユーザーインタフェースを装備し、使い勝手もほぼ共通。Amazonのアプリストアから自分が使いたい各種サービスのアプリを追加することもできる。Alexa対応デバイスを別途用意すれば、スマートホームダッシュボードから各種デバイスを操作でき、USBカメラ(別売)をビエラにつなぐことで、遠方にあるカメラ内蔵Amazon Echoシリーズとの間でビデオ通話を楽しむこともできるという。
Fire TV搭載ビエラの独自要素としては、ホーム画面にテレビ放送を呼び出すアイコンなどが加わっており、ホーム画面上から今の放送内容をプレビュー再生できる点などが挙げられる。パナソニックならではの「お部屋ジャンプリンク」や宅外視聴機能「Media Access」、従来のビエラ製品で装備していた「過去未来番組表」、「USB録画機能」、「2画面表示」といった各種機能は引き続き搭載。さらに、AndroidデバイスやWindows PCの画面をビエラに映すミラーリング機能も装備する。
国内向けのビエラ製品ではこれまで映像エンジンの名称を特にフィーチャーしてこなかった(海外市場では「HCX」というネーミングで紹介していた)が、今回のビエラでは新世代AI高画質エンジン「HCX Pro AI processor MKII」と呼称。従来からの高画質技術も継承しつつ、AI技術を用いて高精細に映像をアップコンバートする「デュアル超解像」、ネット動画のグラデーション部分で起こりがちな縞模様(バンディングノイズ)などを抑え込む「ネット動画ノイズリダクション」といった各種機能を盛り込んでいる。
最上位有機ELのZ95Aシリーズでは、2023年発売の「MZ2500」シリーズから引き続き、マイクロレンズと有機ELパネルを組み合わせたパネルを搭載。独自のパネル制御「Bright Booster」を進化させてさらなる高コントラスト化を図り、映像のプロによる高品位なチューニングも施している(Bright Boosterの進化はZ90Aシリーズにも採用)。このほか、一部機種ではゲーミング性能を引き上げ、4K/144p入力に新たに対応する。
各シリーズの店頭予想価格と発売日は以下の通り。
○Fire TV搭載4K有機ELビエラ
■Z95Aシリーズ(6月21日発売)
65型「TV-65Z95A」:約52万円前後
55型「TV-55Z95A」:約37万円前後
■Z90Aシリーズ(6月21日発売)
65型「TV-65Z90A」:約40万円前後
55型「TV-55Z90A」:約29万円前後
■Z85Aシリーズ(7月19日発売)
48型「TV-48Z85A」:約23万円前後
42型「TV-42Z85A」:約22万円前後
○Fire TV搭載4K液晶ビエラ
■W95Aシリーズ(7月26日発売)
65型「TV-65W95A」:37万円前後
■W90Aシリーズ(6月21日発売)
65型「TV-65W90A」:30万円前後
55型「TV-55W90A」:26万円前後
50型「TV-50W90A」:20万円前後
43型「TV-43W90A」:19万円前後
■W80Aシリーズ(7月26日発売)
50型「TV-50W80A」:約14万円前後
43型「TV-43W80A」:約13万円前後